2001.4.8.潮来

東京の桜はすでに散り始め、霞ヶ浦ではそろそろスポーニングがスタートする季節。
そろそろぱおんの仕事の目処がたち、来週からは週休2日制に戻るため、本格的に今年のバスシーズンに突入する予定の爆釣隊である。
今週はオープン戦の最後を飾るべく、仁と2人での釣行である。

まずは潮来花嫁さんポイント。
ここの上流側を最近攻めていないのでぜひ、という仁の希望である。
加藤州の水門前から、仁は上流へ、ぱおんは下流へと向かう。
枯れたアシの間から、緑の新アシが顔を出し始めている。
シャローには生命感が溢れるようになっている。
ハーフスピンでアシの際や、アシから少し離れた所まで少し早めのリトリーブでチェックしていく。
今にも…今にも…と、心がはやるが不思議なことに反応がない。
マークIIの付近まで延々と探ってみたが何も起こらない。
おかしい…。どうなっているのか…!?

移動を検討しようと仁のもとに向かってみると、ヤツは肩を落として歩いてくる。
「釣れたんですか!?」
不安げに仁が訊いてくる。ぱおんは仁に向かって指を3本立てた。
「3匹ですか!」
驚いて仁が叫ぶ。
「ルアーを3個も失ったということですよ。」
ぱおんは根掛りでハーフスピンを3個も失くしていたのだ。
それを聞くと仁はニヤリと笑って
「何だ、釣れてないんですか。僕は1匹ですけどね。」
と、しょぼくれた態度を一変させ、得意げにバスの話を始めた。
少しづつアシが伸び始めてる
肩を落とした姿は演技だった
そして釣れる所へ連れて行ってやるといった赴きで与田浦への移動を提案してくる。
調子に乗っている男には敵わない。与田浦、逆浦と連れ回され、ノーフィッシュのまま北利根に戻ってきたのはもうお昼前であった。
潮来では桜がそろそろ満開に… 家族で来てた鼻デカ仮面に遭遇! 変なルアーだってバカにすんなよな!
仁のロッドの先には変なジグスピナ―がぶら下がっている。
ハッキリ言ってカッコ悪いルアーだ。何年か前に中古屋で50円で仕入れたもの。
しかしその変なルアーをバスが咥え込んだのだ!
「フィッシュ!」
2・3ポイントの岸際で仁のロッドが弧を描く!
35cmちょっとのレギュラーサイズだ。
「うむむ。相変わらずこのルアーは釣れる!」
そうなのだ。この変なジグスピナ―を仁が使う時、それはいつも奇跡を呼ぶ。
何年も同じワームを刺しっぱなしの変なルアーなのに!

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