2001.10.13.霞ヶ浦

全ては水に飲み込まれていた。
先日の豪雨は霞ヶ浦周辺では尚いっそう激しく、潮来では総雨量が250mmを超えたという。当然、霞ヶ浦水系は大増水にみまわれた。
6日に潮来に訪れた時に比べ、水位は60cm以上も上がっている。護岸テラスは完全に水没し、草土手まで水がきている。
世界は一変していた。

増水時はシャローにバスが寄る。
大増水で護岸周辺は完全に水没!
そのセオリーを信じて、今日はシャローのカバーや冠水植物周りをスピナーベイトで、また普段は浅過ぎて狙わないゴロタ石エリアなどへ行き、クランクベイト、それも水を大きく動かすボリュームのあるもの、ファットAの6Fを中心に使って探っていこうと戦略を立てた。
まずは北利根川、アシ際ポイントマークIIへ。ここからアシ際ポイントにかけてのアシの中にハーフスピンを通してゆく作戦だ。
ぱおんはチェストハイウェーダーを履き、果敢に水中へと進む。しかし一方、仁の履く長靴は短すぎて水没した護岸際まで近づくことができない。草土手の辺りから攻めにくそうにキャストを繰り返している。
冠水したカバーに接近し、タイトに、深く、奥の奥までルアーを打ち込んでいくぱおんだが、予想に反して何の反応もない。
大増水の割には水質も悪くなく、釣れると思ったのだが考えが甘かったのか。
アシ際ポイント周辺。反応なし!
そういえば、排水の為に下流の水門が開いており、かなりの流れが発生している。その流れの影響なのか。もう1箇所まわってみて北利根の状況を判断しようと夜越川河口へと向かう。
だが出鼻を挫く男が出現した。そうあの男、フォークである。
「反対側のオダで、早くも1本獲りましたよ」
フォークが悪魔のささやきでプレッシャーをかけてくる。夜越川周辺でもバスの反応はなく、ますます不安な気持ちになってくる。

フォークが1匹釣ったのは与田浦。与田浦はポンプによる強制排水を行っていたため、すでに水位は平水以下になっている。釣りやすそうなので行ってみることにした。
フォークのオダで少し釣った後、水路Bへ。
今日出撃してきている神奈川支部が攻めているのではと思ったが、ヘラ師が1人いるだけで水路Bは空いている。しかし、CR−Xを止めると横に滑りこんできた車がある。ガラス越しに子持ちバスとヒロが笑っていた。

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草の生えている辺りが通常の護岸際 与田浦は少し減水していた。 背後にはバックラッシュの罠が
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