2001.6.28.八郎潟

ねっとりとした6月の闇が全てを包み隠していた。
初めて訪れた八郎潟。
到着が夜になってしまったため湖の様子は窺い知れない。
普段通う霞ヶ浦周辺とは比べ物にならぬほど人家が疎らである。
雨雲に遮られ、月の明かりすら無い。
時折、思い出したように降る雨粒が車のフロントガラスを叩く音だけが闇の中に響いている。

ぱおんはシートを倒し、夜が明けるまで眠りへと落ちていった。
秋田駅の駅レンタカーを借りた。
ふと気がつくと空がやや明るくなっている。
土手を超えてみるとそこには東部承水路が広がっていた。
日本全国のバスフィッシャーマンが夢見るパラダイス八郎潟。
出張ついでに攻めるというのも失礼にあたるかもしれないが、秋田まで足を踏み入れたらば、寄らねばならぬというものだ。

振り出し式のコンパクトロッドを伸ばし、ハーフスピンを結び付ける。
いよいよである。キャスト開始!
八郎潟は本当に爆釣なのか

…投げ始めて約30分。何も起こらない。ルアーをローテーションするも反応はなし。
場所が悪いのか。残存湖の方向へ歩きながら少しづつポイントを変えていく。

アシの岬を1つ越えた所だった。
岸際でガツンッと強烈なバイト。25cm位の小バスが上がってきた。
と、ゴゴンッ、ゴゴンッ、ゴゴンッ…と立て続けにヒットし始めた。
岸際、杭の横、アシの先端や窪み、あらゆる所にバスが着いている。
ファーストヒットから30分も経たないうちにぱおんはフタケタ天狗へと化身した。
いや、たちまちに、僅か150m程の間で20匹以上のバスが釣れてきたのだ。
明確なバイト、そしてサイズの割に引きが強い。サイズは25〜35cm程度が多い。フ・タ・ケ・タ・変身!
すごいぞ、八郎潟。他にも釣れそうなエリアがきっとあるはずだ。
ぱおんは車に乗りこみ、八郎潟攻略の為、探索の旅に出ることにした。

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