2002.4.27.潮来

雲の切れ間から月明かりが差し込んでくる。
26日金曜日の夜、利根川の岸辺にスーツ姿でロッドを振る男がいた。ぱおんである。出張先の宇都宮から直接、水郷へと乗り込んで来たのだ。
しかし、この日は寒かった。スーツ姿では尚更である。頬を突き刺すような冷たい風に頭痛もしてきた。やむなく、車の中で着替え、朝が来るまで睡眠をとった。車中泊である。
夜が明けても冷たい風は吹き続けていた。
コンビニに寄り、チキンラーメンを食べ、体を温めた後、釣りを再開するが反応はない。というよりも風の冷たさにモチベーションが上がらない。
夜越川、アシ際ポイント、反対側のオダなどを周るも何も起こらない。もうこのまま今すぐに引き上げようかとも思えてくる。
そこで、風裏になる大利根東公園前に行くことにし、そこでダメなら早々に帰ってしまおうと決めた。

さて、ルアーは何を選ぶか…?
水を見るとそんなに濁ってはいない。
大利根東公園前。水量はまぁまぁ、
水質もそれほど悪くない。
バイブレーションとどちらにするか迷ったが、まずはノトスのフラットペッパーを結んだ。表層近くをジャーキングしてみる。水が澄んでいるので深いところからもルアーが見えるはずだし、活性が低そうなのでトリッキーな動きで誘った方がいいような気がしたのだ。
フラットペッパーがギラッと身をひるがえすと、黒い魚体が襲いかかった。バスだ。
だが、バスは狙いを外してしまった。ミスバイトだ。同様なアタックが何度かあったものの、全てのバスがミスバイトをし、フッキングまでには至らない。しかし、表層近くのルアーにバスが出てくるということは、アフターも終わりに近いということか。
そうこうしている内に、遂にルアーを咥え込んだバスが現れた。
「フィッシュ!」
バシャバシャバシャ…! 35cm位のレギュラーサイズだ。だが、先週はボーズに終わり、先々週は河口湖のウルトラスーパーコバッチー1匹だけと貧果続きのぱおんの口から出た言葉は…。
「で…でけェ〜!」
…写真を撮る時に、落ち着いて見るとそんなに大きくなかったのだが、それでも嬉しい1匹である。そっとリリースしてやると、バスは元気に泳いでいった。
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