2002.5.18.潮来


闇の中に怪しく漂うオレンジの光…。去年、八郎潟の船にたたずんでいた船幽霊だ。船幽霊。そう、それは1ヶ月振りにロッドを握る仁の姿だった。

今回は、ぱおん、仁、自称エースが揃っての釣行。爆釣隊創生期の頃を思い出す布陣だ。場所は夜明け前の潮来大橋のたもとである。雨が降っている。思ったよりも強い雨、風も冷たく肌寒い。エースは自然を舐めていたため、しっかりとした雨具を用意してきていない。ついさっき、与田浦のセブンで購入した安物カッパを羽織っただけで釣りを始めたが「寒い、寒い」を連発している。

空が明るくなり、頃合をみてアシ際ポイントへと移動していく。途中、仁だけは潮来花嫁さんポイントに残って、ひとりで釣りをしている。
アシの際を探っていくぱおんとエース。しかし何の反応もない。水も濁っている。今シーズンは、あまり結果が出ていない爆釣隊、今日も不安な立ち上がりだ。さらに、しばらくするとエースは寒さに負け、車に引きこもってしまった。
船幽霊が襲ってくるぞぉ!
「撤退しようかと思います。撤退します。」
エースはうわ言を口にし始めた。
そこで、ぱおんがウェーダーを履くようにアドバイス。
チェストハイのウェーダーならば、保温力もあるはずなのだ。

エースが着替えをしていると、仁がニヤニヤと笑いながら戻ってきた。様子からすると釣れたようだ。ヤバイ。自慢が始まるぞ。
「ウヒヒ。もう僕はボーズではなくなりましたヨ!」
30アップのレギュラーサイズを2匹釣り上げたらしい。そして、アシから少し離れたところで釣れたとか、2匹目はガツンときましたとか、自慢話が延々と続く。
エースが潮来に帰ってきた。
この、にやけた面を見よ! やっと黙ったかと思ったら、唇の端がピクピクと痙攣し、やがてニヤニヤと思い出し笑いを始める始末だ。
「自慢ですか!?」
「ええ、自慢ですよぉ!」
困った男だ。ぱおんもエースも早くバスを釣り上げねば、1日中、仁の自慢話を聞かされる破目になってしまうゾ。
取り敢えず利根川に行ってみよう。雨も降っているし、水量が増えてバスの活性も上がっているだろう。

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