2002.9.14.潮来

唐突に秋が訪れた。あれだけ続いた猛暑の夏は潮来のどこにも残っていない。
しばらく止んでいた雨がまた降りはじめた。朝マズメの夜越川河口。
まずはトップから試したいということで、風裏になる夜越川河口に来てみたのだ。思惑通り、水面は鏡のように凪いでいる。
先週の野池で反応が良かったクレイジーシャッドを結び、チョボッ、チョボッ…とストップ&ゴーで攻めていく。反応はない。ルアーをクレイジークローラーにチェンジして同じ場所をもう1度試す。何も起こらない。さらにルアーをロングAに替えて…、ビースイッチャーに替えて…、ハーフスピンに替えて…。魚がいないんじゃないかな。

移動を提案しようと後ろを見ると仁が写真を撮っている。手にはバスが。
(つ…釣っている…いつの間にか…。)
ニヤニヤしながらリリースしている仁を見ていると焦りが出てきた。
「バ…バイブレーションポイントに行きましょう!」
今年もよく釣れているバイブレーションポイント。得意な場所に行かないと不安に押し潰されそうだ。
「いいですよ。フフフ…」
仁は余裕をぶっこいている。早速、ポイントを移動することに。目指すはバイブレーションポイント。ところが移動途中で仁が水郷大橋の所で降ろしてくれと言い出した。そこから下流へとアシ周りを攻めたいという。その後バイブレーションポイントに行けばいいじゃないかというのだ。
フフン。まずは1匹目だゼ。
釣れてる男には敵わない。
やむなく仁を水郷大橋の所で降ろし、ぱおんは潮来花嫁さんポイントまで車を進めた。ぱおんは潮来花嫁さんポイントから下流へと進む。仁は水郷大橋から下流へと進み、潮来花嫁さんポイントで車を拾って、ぱおんを迎えに来るという寸法だ。

加藤州の水門の中にハーフスピンを投げてみる。と、フォーリング中にアタリがあり、レギュラーバスが釣れてきた。これで仁に追いついたゾ。ボーズも免れたし、落ちついて釣りが出来るというものだ。

その後、アシの際を叩きながら、下流へと進む。
この水門で初めて釣ったぞ。
しかし反応は全くない。ここに来て、釣りをして、反応がないといつも昔を思い出してしまう。あんなに釣れたのに…。哀しくなってしまう。

アシ際ポイントに到達、やがてアシが切れてきた。仁がいつもアレックスでヒットさせている場所だ。TDバイブに替えて同じ所に通してみる。
ふと見ると、先のほうでバスボートが同じ場所でクルクル回っている。何をしているのか。不思議に思って見ていると、手元にガツンという衝撃が伝わってきた。
「うわわわわッ!? 何だ!?」
慌てて振り向くと、岸近くでバスがヒットしている。デカイ。と思ったらすぐバレた。ガッカリだ。
また、アシが出てきたのでハーフスピンに戻して、際ギリギリにピッチングで送り込んでいく。と、着水と同時にアシの奥の奥からバスがスゴイ勢いで飛び出して来て、ルアーを咥えると反転した!
「フィッシュ!」
スゴイ楽しい。一番好きなスピナーベイトで、一番好きな表層でのアタック。この1匹でかなり満足してしまったゾ。
コイツの出方は最高だった。 続きへ  2002年の釣り一覧へ  トップへ
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