2003.9.23.潮来

青く、高く、空は突き抜けていた。
台風が過ぎ去った後の水郷には、夏の面影はなく、急に訪れた秋の風が冷たく吹いている。
夜越川の河口部で、朝マズメを過ごしたぱおんは、川の上流部へと遡ってみる。河口部では何の反応もなかったのである。
増水しているし、水温も下がっていないので、絶対に釣れると思っていたのに…。
ところが、川の上流にはすでに何人かのバサーがいて、キャストを繰り返している。
上流方向から下ってくる車もある。すでに攻め終えてしまったのか。
諦めずにハーフスピンを引いてみたが、水面にはあぶくが立って消えない状態。水が悪いのか。

そこで、アシ際ポイントへと移動してシャローの状況を確認してみることにした。
今日は風がかなり強い。向かい風だと、気温が低いこともあって、相当に寒く感じられる。日差しが恋しい。早くもこんな季節になってしまうとは…。
肌寒い朝。夏はもう戻らないのか…
アシの際にハーフスピンを通して反応を見てみるが、早引きにはバイトが起こらない。しかし、活性が低いはずがないと、意地になってキャストを繰り返してしまう。
結局、北利根を諦めて、与田浦に行ってみることにした。

与田浦は、状況がいつも安定していて、他が全く手がつけられない時でも、とりあえずは釣れるエリアだ。反対側のオダに入ってみようと思っていたが、すでに先行者がいたので、対岸の変な魚ポイントへ。
橋の下の杭周りや、橋桁、護岸際などをチェックしてみるが、反応がない。次は下流方向へ移動して、岸際にあるオダを順に探っていこうと車へと戻っていく。その時に、何の気なしに足元へ落とし込むと、ブルンッとアタリが!
「フィッシュ!」
この瞬間の興奮! グイッとばかりにアワセると、ロッドが大きく弧を描き、その後、竿の弾力で元に戻る。その時の力でスルリとバスが水から出て来た。
なんと小さいバスだろうか。やっと10cmを越えたばかりというウルトラスーパーコバッチーだ。しかし今日のファーストバス、それにキレイなバスだ。もっとも、こんなに小さいのだから、釣られたのも初めてだろうが…。
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