2003.11.22.潮来

スラムダンクという漫画がある。
かつて週刊少年ジャンプに連載され、アニメにもなった人気漫画なので、ご存知の方も多いだろう。
劇中、主人公「桜木花道」はバスケット部に所属しているが、その監督をしているのが安西先生である。安西先生は言う。
「諦めたら、そこで試合終了だよ」
冬が来ても諦めるわけにはいかない。まだゲームを終らせるわけにはいかないのだ。ぱおんと仁は利根川へと車を走らせたのだった。

まずは大利根東公園前。
クランクベイトやバイブレーションなどで広く探りを入れてみるが、バスのアタリどころかベイトフィッシュの姿さえほとんど見ることができない。いったい魚はどこへ行ったのか?
追ってきたと言うが本当か?
よく嘘をつくので注意が必要だ。
水に手を入れてみると相当に冷たい。それゆえ不安感は計り知れないほど大きい。ベイトが少ないのは、何らかの理由で別のエリアに移動しちゃっているのかもしれない。
対岸の状況が気になるので、早々に移動してみる。
建設省ワンド、水郷大橋と周る。どちらもベイトの姿はあるのだが、バスの反応はない。風もなく、静かな川面に水門や橋が影を落としている。
晴れている。空はどこまでも高く、辺りを見まわせば、吸い込まれそうな景色である。冬が訪れていた。
もの哀しい雰囲気。夏の頃の生気は感じられない。冬がきた。 ゼロですよ。本当に!
寒くなると与田浦のオダが恋しくなる。
移動して反対側のオダを攻めてみた。先週はここの下流で仁にヒットがあったのだが、1週間の時の流れは状況を変えてしまったのか何も起こらない。表層の水が澄み始めて、水質も冬のそれになりつつあるようだ。
近づくと「女船頭の唄」が流れる石碑。水生植物園の駐車場にて。 それでもオダを順に攻めてみようと岸伝いに車を走らせる。しかし寒べラのシーズン、各所のオダにはヘラ師が入っている。空いているオダを探しながら下流へと向かったが、結局どこにも入ることはできなかった。

水路Bに移動した頃には、ぱおんの電池が切れ始めていた。ちょっと水路の中を試すと、ぱおんはシートを倒して仮眠を取る。その間に、仁は土手を越えて利根川を攻めに出た。

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