2004.10.30.潮来

風は冷たい。水も冷たい。僕の季節が終わった。
夜明け、日の出の頃に潮来に到着。まずは潮来花嫁さんポイントに向かう。最初のポイントして利根川にするか北利根にするか迷ったのだが、利根川は朝イチでなくても十分釣れると判断し、先に北利根にやって来たのである。
いつものように加藤州の水門の所に車を止め、ぱおんは下流側へ、仁は上流側へと釣り歩いていく。
ハーフスピンでアシの際を叩き、スーパースポットでオープンな所にチェックを入れる。潮来花嫁さんポイントから鹿島線を越え、アシ際ポイントへと進んでいくがフィールドは沈黙したままだ。曇天のため薄暗いし肌寒い。冷たい風を受けてさざ波の立つアシのエッジにバスがいないような気がして不安になってくる。
日も差さず物悲しさが漂う北利根川。
さらにこれから攻めていくはずの前方のアシ際に人影が見える。2人いるようだ。先に攻められてしまっては確率が大きく下がってしまう。ますます気持ちが萎えてしまう。
「どうですか?」
「何も起こりません」
先の人影2人というのは寿さんと町さんだった。まだ釣れていないと寿さんに伝えると、彼は今のところ1バラシだけだという。それでも、バラシだけでも、バスに反応させたことがご自慢らしい。少しニヤついているのが憎らしいのだ。だが何も起こらぬのでは仕方がない。ポイントを変えようと話をしていると、背後で怪しい気配がした。
「フィッシュ!」
振り返ると町さんのロッドが弧を描いている。バシャバシャと上がる飛沫が大物を予感させる。
町さんのジャスト40。コイツのおかげでここにバスがいないとは言えなくなっちまったぜ
やられた! ぱおんや寿さんがマル秘にしていたピンスポットを先に攻められてしまったのだ。誇らしげに40アップを掲げる町さんの前で、ぱおんと寿さんはうなだれるばかりだった。

仁を呼び戻して次に行く場所を検討する。仁はバイブレーションポイントを希望し、結局この案に決まったのだが、ぱおんは利根川が気になっていた。今から思えば、この時に強引にでも利根川行きを決めておけばよかったのだ。だがそれも後の祭りである。
アームに反応があったので魚はいるのだ。ただ反応が鈍いだけ。 続きへ  2004年の釣り一覧へ  トップへ
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