2005.6.25.潮来

「あっ、あの車は!?」
「来てるよ。先に。腹黒い男が…」
先週に爆釣した利根川水郷大橋。久しぶりに出撃して来た仁も、やはり釣れた話を聞けばそこから始めたがっている。そこで睡眠不足の中、無理してでもとやって来たのに、何と先回りしていた男がいたのである。
「ヒサシはたぶん逮捕状を引きまくっていますよ」
やたらと釣れるバイブレーションTN/50。逮捕状はヒサシの最も得意とする武器である。それを使って延々と取り締まりをされてしまっては、後にはペンペン草も生えない。
腹黒号が先行していた!
別の場所へ移動するか、それとも先週の実績に頼るか。答えは決まっている。実績に頼るのだ。ヒサシが釣り残したバスもいるだろう。
川岸に出てみる。上流側、この闇の先にヒサシが蠢いているのだろう。
「どうぞ。先に行っていいですよ」
仁に情けをかけてやる。しばらく釣りをしていない男には釣らせてやらないと可哀そうだ。
「フィッ〜シュ!」
おおっと、いきなり仁が叫びを上げた。竿がグングンしなっている。ズバーンと抜き上げたのはレギュラーサイズ。ヒットルアーはぱおんから奪い取ったGスピナーベイトの1/4ozサイズ。通称ヤマカガシだ。仁はブランクを感じさせない奇声を上げて得意になっている。

Gで釣れたぜ! ウィィ!
お情けタイムはもう終了だ。ヒサシも先行していることだし、ぱおんも気合を入れていくぜ。

ぱおんのロッドに付いているのはバズベイト。メガバスのV4バズだ。ジョボジョボジョボ…。嫋嫋とした水音を立てながら表層を引いてみるが反応はない。ポイントの端の方まで進んでみても何も起こらないが、先にいるはずのヒサシの姿も見つからない。
もしやヤツは下流へと行っていたのか? とするとこのポイントは荒らされていないということになる。ならば真剣に攻め直してみよう。
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