2007.10.20.潮来

ひさしぶりじゃのう、藤代。(広島風)
藤代の手前の取手で乗り換えのために15分ほど待っていると、都内とは気温が違う事にいやでも気付かされる。雨が降っているので余計だとは思うが………さ、さむい。
こんな季節になってしまった。いつものパン屋に寄るが、水分を仕入れる量が少なくなった。
もちろん本宮商店に行くと言う事もあるが、そんなに必要が無く感じるからだろう。
風呂に入っていると、携帯にメールが着信した。風呂から上がり、メールを確認してみると、ヒサシからで「明日は行けない」という。転勤やら、引っ越しやら、その他諸々の事情があって、腹黒い男も大変そうだ。ヒサシには、貸しているCR−Xのスペアキーを返してもらいたかったのだが、仕方あるまい。スペアキーなしで仁と出撃になると不便を強いられる。これがヒサシの仕掛けた腹黒い策略なのか?

深夜、仁がやって来た。
外は雨が降っている。本降りである。雨が上がるのは朝六時頃との予報なので、出発を五時として眠りにつく。
仁はテレビをつけて変なドラマを見ている。「眠い、疲れた」と口にしながら、睡眠時間を削ってまで、くだらない番組をなぜ視聴するのだろう。愚かな男である。

朝五時、外に出てみると雨は上がっていた。予報よりも早い時間に降り止んだらしく、道路はすでに乾き始めている。もう少し出発をはやくしても良かったかも。
それにしても寒い。フリースの上に防寒の意味も兼ねてレインスーツを羽織り、いざ出撃である。
最初にどのポイントに入るか? 行きの車の中でも散々に迷ったのだが、夜越川の河口に決めた。超小バスばかりとはいえ、先週に二十回以上もバイトがあった場所である。何だかんだ言っても、前回に釣れた場所というのは外せないのだ。

夜越川に到着し、川辺に出てみると、先行者がいたので、しばらく下流の浮島周りを攻めてポイントが空くのを待つ。仁は対岸に渡って、牛堀のテトラの方へ向かったが、混雑をみて引き返してきた。
やがて、先行者が移動していった。仁がその後でキャストを始める。ぱおんも、いきなり逮捕状を投入してチェックしていく。すでに先行者に叩かれているので、弱いルアーから順に試す必要はない。強力な一発ルアーでエリアを取り締まればオーケーだ。
しかし、先週あれほどいたバスはどこへ行ってしまったのか、バイトのバの字もない。今日は厳しくなりそうだと思っていると、仁が何か奇声を上げた。
振り返ってみると、仁が唖然とした顔で立ち尽くしている。手にしたリールが、もしゃもしゃっとなっている。仁の側の雑草にルアーがしっかりとフッキングしている。
「学習能力が…ありません」
仁はうめくように呟いた。そう、いつものように、ルアーを雑草に引っ掛けたままキャストして、大バックラッシュを起こしたのであった。
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うひぃぃぃぃーっ もしゃもしゃだ! ルアーが引っ掛かって… 学習能力がありません
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