2007.12.8.佐野藤岡

「自分にも釣れるだろうか?」。不安がっている姿を装っているヒサシ。内心は「俺様、イチ〜バン」だ。
水郷での釣りを終了したが、この時期でも管理釣り場ならばバスを釣り上げることができる。ウチのメンバーが毎度毎度爆釣しているフィッシングパル佐野に行くことになった。
パルは東北道・佐野藤岡インターを降りてすぐのところにあり、東京から向かうには至極便利なのだが、取手方面からだと、常磐道でいったん東京方向へ向かい、外環を通って東北道に入らねばならない。すると高速代も相当なものになる。パルの料金は一日四千円なので、ただでさえ懐に厳しいところに高速代のダブルパンチ、いや、ガソリン代も上がっているからトリプルパンチとくれば大変である。
そこで、ぱおんは下道を走っていくことにした。
ナビで検索すると、パルまでおよそ八十キロ。所要時間は二時間半と出た。早朝に走れば二時間もかかるまい。

土曜日朝、ラッドステップの防寒着に身を包み、運転席に座る。今日は仁がいないために一人で運転をしなければならない。iPodをナビにつないで、懐かしソングを流しながら出撃だ。
真っ暗な田舎道をひた走る。途中、ダンプのノロノロ走行に引っかかりながらも、一時間四十分ほどでパルに到着した。新潟ナンバーの車の後ろに停車、外に出て他のメンバーが来ているか確認する。
いたいた。
闇の中に不気味に蠢く人影。腹黒い男である。トモ夫妻も、梅安さんも、nnn男爵もいる。さすがにみんな異常に早い。
冬でも釣れる管理釣り場だが、昨年に比べると釣果が下降気味。

やがて、空が白み始めると、駐車場のゲートが開き、フィッシングパル佐野が開園した。
ファーストフィッシュを自分が釣ると心に決めているのか、凄まじい勢いで園内になだれ込んでいくメンバー。ぱおんは余裕を見せて歩いていくが、内心は大いに焦っていた。しかし順番は守らねばならぬ。

やがて料金の支払いも終わり、池に降りていくと(事務所兼食堂から階段を下ったところに池がある)、昨年、一番釣れていたエリアにトモが陣取っていて、その周りでヒサシがもそもそとキャストしている。どうもあまり釣れないようである。
みんなの近くに荷物を置くと、ぱおんは池の全周チェックに出かけた。こういう状況の悪いときでも、朝イチはやる気のあるバスがいるはずだ。ましてここは管理釣り場、尋常でない数のバスがいるのだから、ハードルアーで何匹かはとれるだろう。

無敵のスーパーハーフスピンを結んで、岸際をチェックしていく。
この管理釣り場は、南池北池とにエリアが分けられていて、トモ等は南池で釣りをしている。いや、他のバサーもみんな南池にいる。北池には一人のバサーもいなかった。
北池は釣り禁止になっているのか? そんな不安がよぎったが、周りを見ても、どこにもそんな注意書きはない。大丈夫そうだ。
ハーフスピンがうなりを上げた。
ガン! ゴン! ズガン! バシッ! ドン! にゅ〜〜〜!
あっという間に鼻が伸び、ぱおんはフタケタ天狗になった。
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