2008.11.15.潮来

出張先の鹿児島では渡しのフェリーで桜島へ。観光気分で楽しんでいたが、この出張中に風邪を引いてしまった。
長期の出張中にひいた風邪がなかなか治らない。
それでも、季節は晩秋。無理してでも出かけなければ、もう一匹も釣ることなくシーズンが終わってしまうかもしれない。

前回の出撃から日が経っていて、ずいぶんと水温が低下した。14度台になっている。バスがシャローに留まるギリギリの水温だ。
ヒロ内藤が言うには、水温14度がマジックナンバーだそうだ。この水温を境に、春のバスはシャローに上がり、秋のバスはディープに落ちるという。つまり、水温14度を超えていれば、なんとか陸っぱりのシャローフィッシングが成り立つわけである。

テトラ帯をブリッツで攻める腹黒い男。ルアーのコントロールは超丁寧。ここまでやるのか。
最近はヒサシの操作を見て、参考にすることが多い。
このマジックナンバーの14度というのは、その水域の年間最低水温プラス10度から導き出されている。水は特殊な物質で、0度から4度の間は熱を加えると縮む。そのために4度の水が一番比重が高い。つまり重い。氷結するような湖でも、底の水は4度であり、たいていの水域でマジックナンバー14度が成立するのは、この水の特性に因る。もちろん、底の方まで冷えて、バスの周囲が4度以下になる湖もあるだろう。たとえば、それが2度になるとすると、その湖ではシャローへ12度で差してくると考えられるだろう。

とにかく、何とかなりそうな水温だ。
そこで考えた戦略は、食いに来ているバスを流れ込み、流れ出しで狙うというものと、シャローのゴロタエリアに上がってきているヤル気のあるバスを狙うという二つ。場所的には、北利根川の最上流部と河口部、北浦の黒一ポイント。
北利根川最上流部は、今まで一度もファーストポイントにチョイスしたことがない。賭けに出て失敗すると、後が大変なので、まずは北浦黒一ポイントに行ってみた。
ぱおんが逮捕状を通し、反応がなく、諦めて移動しようとすると、「ふふん」と鼻で笑ってヒサシがキャスト。
ググン!
根掛りしていた。
………ハズレ!
ダメだ、このエリア。ベイトの姿が全然見えない。鳥も沖の方に居るし、今日はシャローが死んでいる。
マズメに雨が降り、その中で釣りをしたせいで熱も出てきてしまった。だるい体を引き摺りながら、北利根、与田浦、利根川方面へと戻る。

他のみんなは釣れているのか?
ヒサシにメールしてみる。返信はない。電話してみる。いくら呼び出しても、出ない。
nnn男爵にメールしてみる。返信はない。電話してみる。出た。
「寝てるんですよぉ〜」
なんと、貴族は釣りに来ていなかった。金曜日に出撃していたのは知っていたが、たぶん土曜日も連続出撃してるだろうと思っていたのだが。
「昨日はあまり釣れませんでしたよ。ヒサシさん? 出てるはずですよ。何度も確認の電話が来てました、昨日から。え? 返信がない? 電話に出ない? それは釣れてないんですよ。ガチで」
なるほど。釣れてないからヒサシは電話に出ないのか。と、しばらくして携帯に着信。ヒサシからだ。
「もしもし。いま釣れたんですね? どこで釣れたんですか?」
「違いますよ。朝から釣れてますよ。利根で。東で。トップで。グヘへ」
自慢の電話だった。仕方ない。ここは下手に出て、釣り方やポイントを教えてもらうかな。
「これから東に行きます」
大利根東公園で合流することになった。
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